2021年12月31日 米水津 功明丸 沖黒島で大型尾長・口太 釣り納め釣行

明けましておめでとうございます!ししゃもです。2022年もどうぞよろしくお願いいたします!!

2021年最後の釣り納めということで,またまた九州への遠征釣行を計画しました。当初の計画では五島列島でヒラス(ヒラマサ)を釣る予定でしたが,大寒波襲来ということで九州の西側の釣り場はすべてダメ…。東側で風裏の大分県南エリアを考えることにしました。

ツイッターで呼びかけさせていただき,大分県南の渡船情報をいただきました。その結果,鶴見の第三正幸丸か米水津の功明丸にしようと候補をしぼりました。どちらの渡船屋も電話してみましたが,この日は大晦日ということで,鶴見は12時上がり,米水津は14時上がりでしたので,今回は少しでも長い時間釣りができる米水津の功明丸さんに決定しました。

今回は同じキザクラファミリー愛知に所属しているダイワマスターズスタイル2021のファイナリストの吉田尚玄さんと一緒に釣行します

大分県南エリアといえば,激安で有名なかわの釣具!!

解凍されたオキアミ。舟もいくつか置いてあり,ここでエサを混ぜます。

こんな感じで段ボールで予約した人の名前が書かれています。今回は2名で5枚!

残念ながらキザクラ製品の品揃えはさほど良くなかったですが,いろいろなものが安くてスーパー魅力的な釣り道具屋さんでした!!特にオキアミの安さは日本一といっても良いのではないでしょうか。

ここから30分弱車を走らせ米水津までいきます。

功明丸さんのお店の前に,千代丸と功明丸が停泊しています。なんせ初めてなので,わからないことは常連さんに聞くのが一番!!周りの人に聞きまくって,駐車場や渡船の詳細など不安をすべて解消します。

ちなみに功明丸さんの駐車場は船の前あたりで,乗船名簿の記入(受付)は船に荷物を積みこんだ後に船上で行います。渡船代の支払いは回収して陸に上がった後になります。

功明丸 カッコいい船でした!!

3時半ごろに船長が港に来られました。挨拶をさせていただきましたが,電話口でも感じた通りの好印象!すべてお任せしておけば大丈夫だと安心することができました。

4時になり,いざ出船!!

船は沖へと走っていきます。米水津エリアの船6隻が一斉に走っていく姿は興奮でワクワク!!たまりません!!

googleマップが使えたので,見ていると半島の風裏の磯ではなく,沖の島の方へ走っていくではないですか・・・。これは結構良い所に乗れるのでは!?

すると,すぐに名前が呼ばれます。上がった磯はなんと!!

沖黒島のウドバナ~~~!!

一見さんの私たちを沖黒島へ上げてくれるなんて・・・。なんて良い渡船屋さんなんだ・・・。

まだ4時すぎなので真っ暗ですが,とりあえず釣りをしないとやることがないので夜釣り!!

毎度,九州に行くと夜釣りをするのですが,まともに釣れた試しがありません。今回もやってみますが,結局ダメでした・・・。

6時半頃,明るくなってきて昼釣開始!!吉田さんが海に向かって右側に入り,私が左側に入ります。

釣りを開始すると,あれ???さっきの流れと全く違う!!!

海に向かって右側へ激流が流れていきます。私の仕掛けは正面になげると10秒ほどで右側の吉田さんのところまでいってしまって全く釣りになりません。仕方ないので,少しだけ仕掛けが落ち着く左側の磯際のヨレに投げて攻めてみますが,釣れてきたのはカサゴ。しかも2回連続。

ここはグレがいないと見切って,仕方ないので、短い勝負で吉田さんの前までの短い距離で食わせることを考えます。少し,仕掛けを引っ張ってでも長い時間とどまるように工夫して張りながら流していくと,穂先がクイっと曲がりアタリが取れました!

すぐに合わせますが,魚は乗りません。合わせが早すぎたようです。

同じように流していくと,また同じようにクイっと穂先にアタリが出ます。今度は一呼吸おいて合わせると,ずっしりとした重量感。流れの中のグレなのでよく引きます。上がってきたのは・・・

40cmの口太グレ

40cmジャストの口太グレ!!厳しい条件の中でかけたグレ!素直に嬉しい出会いでした。

ちなみに,このグレが釣れる前も後も,キビナゴの大群が磯周辺におりそれを追って大型魚が水面までキビナゴを追っています。青物かと思っていましたが,なんとクエ!!大型のクエがキビナゴ食べ放題状態で食いまくっていました。流石,九州。スケールが違います。

2時間が経ち,釣り座を交代して私が右側,吉田さんが左側に入ります。やっと潮下の右側を攻めれる!!と思ったら,変わってすぐに潮がたるんでしまいました(´;ω;`)

一日を通してとても潮の変化が激しい磯で,同じ状況は長く続かず,どんどん変化していきます。

左に緩く流れる潮の中,磯際で撒き餌を拾っているグレが見えます。このグレが撒き餌を食うタイミングでサシエを送り届けてやれば釣れるはず…。すると,来ました。

30後半の口太グレ

先ほどよりはサイズダウンしましたが,まるまる太った口太グレが来てくれました。

しかし,なかなか同じパターンで食わせることができず,連発はしません。

11時すぎになると,今度はゆっくり左に流れ始めました。ここでもう一枚40cmあるなしの口太を追加し,また釣れなくなってしまいました。

なかなか厳しい釣りです。吉田さんも同じようなペースで口太グレを上げています。

12時半頃,潮の流れが複雑になります。私の釣り座(右側)からは左の吉田さんの足元に流れるような潮が流れています。一方,吉田さんの釣り座(左側)からは右側に流れて,右からの流れに当たって沖に出ていくようです。吉田さんはこの潮に仕掛けを乗せていると,来ました。

強い引き!!なかなか上がってきませんが,流石マスターズのファイナリスト。時折,糸を出しながら上手にやり取りをします。上がってきたのは48cmの尾長グレ!!本人めちゃくちゃ喜んでますが,私もめちゃくちゃ嬉しい!!ここまで来て良かった!と思える素晴らしい魚でした。

尾長グレ 48cm

沖黒島のポテンシャルをひしひしと感じました。残念ながら,この後は二人とも魚を掛けることができず,タイムアップ。しかし,大満足の釣行となりました。

功明丸の前で記念撮影!!

以前から憧れていた米水津の磯。潮が複雑で難しかったですが,素晴らしいポテンシャルの磯で竿を出すことができ,本当に良い経験になりました。

磯から上がった後,功明丸さんの休憩室で女将さんがお茶を入れてくださって,お菓子やゆでたまごをいただきます。船長と釣りや愛知から来た話などをして楽しい時間を過ごしました。

船長も女将さんも本当に良い人で,最後は帽子を取られて深々とお礼の挨拶をされました。この渡船屋は本当に素晴らしい!!絶対にまた来る!そう確信しました。

今回の釣行に際し,情報をくださったTwitterのフォロワーの皆さん,同行してくれた吉田さん。本当にありがとうございました!

このページを開いて下さった皆様、最後まで読んでくださりありがとうございました!!

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使用タックル

竿:がまかつ アテンダー2 2.0号5.0m

リール:ダイワ トーナメントISO2500

ウキ:キザクラ ポルタ POLTA P-0

道糸:シマノ リミテッドプロ G5+ PE サスペンド 0.8号

ハリス:サンライン ブラックストリーム2号

針:ダイワ MULTI 6号

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